トロント生活の自己日記

カナダのトロントで生活してる今。日々感じた感情や記憶を載せていこうと思います。

当たり前

つい慣れてしまい物事や生活がこのまま続くと決めつけてしまうのが"当たり前"。

 

よく当たり前になるのはよくない。当たり前だと思っていた事が急に変わり後悔をした。

 

などよく聞きます。私も同じ生活や日々の日常生活が当たり前になり感謝や当たり前とは限らないなんて忘れてしまうこともあります。

 

美味しいご飯が家で家族と食べれて暖かいお風呂に入れて柔らかいベットで寝れて普通という贅沢な生活が出来ていることが私には当たり前になっていました。

 

テレビで貧困な人たちを見て今の生活はありがたいと思いつつも、明日も明後日もずーっとこの生活が出来ると思い込んでしまっている私がいました。

 

 

 

カナダで留学して9ヶ月程たちますが、始めの2ヶ月はホームステイをしその後は自分で家を見つけ始めて一人暮らしというものを経験しました。

 

1人だけではなくオーナーと日本人のシェアハウスという形ですが、シェアするのは家だけ。

 

自分で使う身の回りや食べ物全て各自で揃えて生活していきます。トイレットペーパーも毎回部屋から持っていき使ったらまた部屋に持って帰っています。笑

 

私のなかで今まで当たり前だったものが全てなくなった瞬間でした。

 

料理も自分で作り一人で食べ、浴槽がない風呂でシャワーを浴び、家によってはベットが合わず腰を痛め、、。

 

そこでもう当たり前ではなくなったんだなって気づきました。日本を離れて生活して頼ることも出来ない、今までの生活がどれだけ贅沢だったのか改めて感じました。

 

日本にいる間に気づいていれば少しは今の生活も違ったのかなと思ってしまったけど、何に関しても誰に対しても常に当たり前を感謝するのは難しい。

 

でも今までの慣れをなくすことでそれがいかに大切だったのかを気付けるのかなと思いました。

 

留学をする決心をし、それに応援してくれる家族がいて、家族や周りの人の大切さに気づき新たな気持ちで生活することが出来ました。

 

今の生活でさえ贅沢だと思います。住む家もありお風呂にも入れてご飯をたべれるだけのお金があり、こうして異国で学ぶことが出来ています。

 

日本の生活で比べてしまうと、すぐ歩いてもコンビニもなくスーパーは物価が高くレストランはジャンキーばかりで日本食が恋しくなるけれど健康で生きてられることだけで感謝だなと思いました。

 

留学が終わり日本に帰るとまた前の生活に戻れるかもしれませんが自分の中では当たり前ではないことなんだなと気づきながら生活出来るようになっていると思います。

 

当たり前は感謝を忘れること。

当たり前が増えれば"ありがとう"は減る。

だから"ありがとう"を忘れずに生活していきたいです☺︎